リボローンについて
リボローン、リボ払いとはリボルビング払いのことで、月々の支払い金額を一定とする方法です。
支払い金額を低く設定することで利用しやすい反面、利用し過ぎると家計を圧迫する原因となります。
そのため、リボ払いを利用する前に、仕組みやメリット、デメリットをあらかじめ理解しておく必要があります。
リボローンのメリット・デメリット
- リボローンのメリット
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- 高額な商品を購入した場合や、急な出費で利用した場合、少額の返済額に設定をすることで返済しやすくなります。
- 毎月の返済額を一定に決めることができるため、返済計画が立てやすくなります。
- リボローンのデメリット
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- 毎月の返済額の設定によっては利息や手数料のみを支払い元本はあまり減らず、返済が長期になる可能性があります。
- リボ払いを選択することで、通常の借り入れより金利や手数料が高くなることがあります。
- 毎月一定の支払額ですので全体の借金を把握しにくい状況となります。又、カード会社によっては請求書を確認しても、いくら利用しており借金はいくらなのか、非常にわかりにくい場合があります。
リボローンを数社利用することで毎月の返済額を一定とし、滞納なく返済はできますが実際には元本はほとんど減っておらず、借金はご自身が把握していたよりずっと多額であった相談が増えています。どうしても借金が多額となるため、任意整理では解決できず、個人再生や自己破産へと方針を変更せざるを得ないケーもあります。
リボローンの返済事例
借入3社 1社あたり50万円のリボローン 金利18%
合計150万円の借金
毎月3万円の支払い(各社1万円の支払い)
このままでは
返済総額 約280万円
返済期間 7年8カ月
となります。
更にこの期間内に返済のみに努めリボローンを利用していないことが条件です。
- 任意整理にて解決した場合
- 返済総額 150万円
返済期間 5年
毎月の返済金額 2万5000円
当事務所の費用総額 7万5000円(実費含みます) - 個人再生で解決した場合
- 返済金額 100万円(財産がないことが条件です)
返済期間 3年
毎月の返済金額 2万8000円
当事務所の費用総額 26万円(実費含みます) - 自己破産で解決した場合
- 返済金 免責にて0円
当事務所の費用総額 22万円(実費含みます)